
「地域ファースト」を掲げ、旅行・観光を通じて地域の魅力を発信し続けるパムローカルメディア。
PLMの魅力やこれからの展望、そして“地域とともに歩む会社としての想いを前畑社長へ伺いました。
Interview 01:PLMの魅力を教えてください!
私たちは旅行・観光という領域でビジネスさせていただいておりますが、世界を見ると80億のマーケット、日本を見ると1億2,000万のマーケットがあるにも関わらず、約100万の狭域マーケットにこだわり続けています。実はこれが魅力です。
当然ながらマーケットが小さいが故に苦労も絶えないのですが、一般的には陽が当たりにくい場所に向き合って、なんとか陰を陽に変えようと必死に頑張っている言わば泥臭さに、私たちの魅力は詰まっていると考えています。
世の中に前例がないWEBサービスを立ち上げているため、論理的な思考だけでは太刀打ちできない事が毎日のように起こります。そんな時に頼りになるのは、感情・衝動・行動など形に出来ないモノ・コトです。私は、この研ぎ澄まされた想いに、自然と引き込まれているのです。
Interview 02:社長にとって「地域ファースト」とは?
これは企業スローガンとして掲げていますが、私たちの目線だけで語っているのではありません。
例えば、地域に在住する方が「ちょっと旅行に行こうかな?」と思った時に、真っ先に自分が在住している地域のホテル・旅館・観光地を思い出して計画を立て始める。
地域の事業者が集客におけるマーケティング活動する時に「地域のお客様にどんなWEBサービスを届けようかな?」と、真っ先に近くに住む方々をイメージして戦略を練る。
このように、何か物事を進める際にまずは地域が頭に浮かぶ文化を私たちは創り上げていきたいのです。
Inteview 03:採用時に重視されるポイントは?(求める人材像)
私たちは企業スローガン、ミッション、ビジョン、バリューと理念体系の全てに「地域」を盛り込んでおります。
私たちが定義する地域は日本で言う都道府県を意味しており、都道府県単位で理念の実現を目指しています。
どこの地域かは問いませんが、私たちの理念体系に共感してもらう事を前提に、特定に地域に愛を持ち、特定の地域課題に本気で向き合いたい方を求めております。
Interview 04:一緒に働くメンバーについて教えてください。
私は他社の方から同じような質問を受けた際に「多様性を受容できる人材が揃っている」と答えております。
あらゆる物事において地域にこだわっておりますが、それは採用活動も同じです。地域の人材を採用して、就業場所も事業を行う地域にこだわっております。
この場合、当然の事ながら都市部で実施する採用活動とは異なります。応募数から明らかに違いますし、仕事に対して求める事も違えば、人材スキルも異なります。
それでも地域に対して価値提供を継続するには、個人で戦うより集団で戦って成果を出す事が重要です。その実現のためには、同じ組織で働くメンバーを受け入れ、いかなる事も受け入れる許容が必要です。
それがしっかり出来ているのが今のメンバー達です。
Interview 05:PLMの強みとは?
私たちの強みは「約束を守り続けること」だと思っています。
分かりやすいお約束としましては、現在、鹿児島県でWEBサービスを立ち上げていて、鹿児島県民の方々を鹿児島県内のホテル・旅館に送客しております。
宮崎県の都城市や熊本県の人吉市は鹿児島県と隣接しており、鹿児島県で放送しているテレビの電波を拾ったりします。そこに住む方々にとっては、どちらの県も地元という意識は強いかもしれません。
そのため、有難いことにテレビCMなどを観た都城市や人吉市にお住まいの方からWEBサービスを利用したいと問い合わせを頂くこともございますが、お断りさせていただいております。
弊社のWEBサービスのコンセプトは絶対に崩さないこと。これは徹底していますし、約束を守り続ける事が我々の強みだと思っています。
Interview 06:今後の展望
今は沖縄・鹿児島・静岡・長野・山形でサービスを展開しておりますが、私たちのWEBサービスに触れる地域をもっと増やしたいという想いがあります。
また、旅行・レジャー領域のエリアを限定したWEBサービスを立ち上げておりますが、あらゆる地域の課題を私たちのWEBサービスで解決していきたいので、違う領域に挑戦したい想いもあります。
最後に、今、働いているメンバー達とずっと一緒に働いていきたいので、就業年数の長い会社を創っていきたいと思っています。